【ネタバレ注意】星のカービィ スターアライズのストーリー考察

つづく

※今回の記事はネタバレ満載どころの話じゃない、シナリオの本質に触れる話ですので、ゲーム本編をクリアしていない人は閲覧を推奨しません。

※なお、ストーリーモードをクリアしていても、クリア率100%未満の人にとってはネタバレな内容も含みます。それでもOKという人は、以下の記事本編へ進んでください。

ふーらいです

注意書きを読んだ上で、ここまで来た人。とことん語ろう!

どうも、ふーらいです。

相変わらずなポップな世界観に、ダークサイドな展開を今作も見せてくれたスターアライズ。非常に楽しめました。

ここでは、カービィが好きな人が思う、今回のシナリオの考察を書いていきます。公式に発表がない以上は予想、妄想の粋ではありますが、こういうのって楽しいよね。

もし、注意書きを読まずにここまで来たという人。

ネタバレ満載の覚悟はできたか!? 戻るならここが最後の砦だぞ!!

それでは、昨日100%クリアを達成した私が、気になった部分からどんどん書いていこうと思います。いくぞ!!

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ハイネスの目的について

ハイネス

まず、なぜ今回のような事件が起きたのか。

実は、ストーリーモードでハイネスはすでに、そのほとんどを語っています。その問題のシーンが、こちらです。

あの超早口でなんかめっちゃ語ってるシーンです。文字に漢字が一切なく、しかも文字送りが早すぎるので、普通にプレイしていると本当に「ちょっと何言ってるかわかんない」状態。

これをムービーで保存し、文字が全表示された瞬間をそれぞれSSにすると――

その1

その2

その3

その4

その5

はい、これでも分かりにくいので、漢字や読点を入れて、改行もしてみます。

銀河の果てに追いやられた、魔力を司る我ら一族の悲願!
お前なぞに、この積年の思いの尊さが分かるのか?
いや、分かるはずがない。断じてないないないない!

かつて友であったヤツらは、我ら一族の力に恐れたのか、一族を皆ことごとく封印し、銀河の果てへと追いやった!
それでも飽き足らず、過去の歴史からその存在さえ一片も残さず消し去ろうとしたぁ!
我らの魔力があってこそ、ヤツらの科学と融和することで成し得た偉大な繁栄!
銀河の危機とも呼べるあのおぞましい悪夢を退けた我々に対し、あまりの仕打ち!
これは誤解などでは決してないない!

我を狂っているなどといったヤツらよ、聞こえているか!
銀河の最果てへと我らを置き去りにして旅立ち、今もおそらくどこかでのんきに暮らしているオマエらに、もはや未来などない。
闇の物質を祀る我が一族の復権は近い。
皆が偽りと決めつけおった伝説の書のとおりに、ついに我らは神のおられる器を手に入れたのだ。
目覚めさせしものに染まり、慈悲をくださるというそのカミの器は今、満たされつつある。
遂に偉大なる神が誕生する時がきたのだあ!

誕生する誕生する誕生するぞお~
はっぴぃーばーすで~い!
新たなる歴史よぉ、時代よぉ~!
はっぴぃーばーすで~い

偉大なる、神よおおおぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉっ!!!!

と、こんな感じになります。めっちゃ大事なことを早口で語るな!

つまり、今回の事件はハイネスら魔力を持つ一族の復讐劇だったワケですね。

では、なぜ復讐しようとしたのか。ハイネス達はどんな状況だったのか。早口なセリフの中から、以下のことが推察されます。

ハイネスのセリフから読み解く物語

魔力を持つ一族は、銀河の最果てに置き去りにされた

「かつて友であった」ことから、最初は魔力側と科学側の関係は良好だったようです。なぜそれが、ハイネス達を追放するに至ったかまでかは、この時点では分かりかねます。

過去の歴史からすら抹消するとなると、相当なレベルです。しかし、当のハイネスは「狂っている」とすら言われているにも関わらず、本人にはその自覚がないようです。

というのも、ほとんどが断言する形の文面なのに、追放の理由に関しては「我ら一族の力に恐れたのか」という、疑問の残る物言いに留まっています。

ハイネス自身にとっては、追放される覚えなどないということでしょう。

ハイネスが元いた場所は、ハルカンドラである

これが確実だと感じる証拠は2つ。

ひとつは、ハイネスが目覚めさせた破神エンデ・ニルが「目覚めさせしものに染まり」という特性を持つこと。扱う者によって効果が変わるハルカンドラ製アイテムの共通項です。

そして、もうひとつ。それは、破神エンデ・ニルの姿。

STG戦後半。このSSは、アルティメットチョイスのものです。

STG

この姿。

どう見ても

上部のコレ。完全にWiiに登場したマスタークラウンです。

エンデ・ニルがハルカンドラ製ということであれば、追放されたという元の星もまた、ハルカンドラで決まりでしょう。

ただ……

ほしのゆめ?

空を飛ぶ姿。ロボボプラネットの星の夢を感じさせますね。色は反転していますが。

エンデ・ニル

エンデ・ニルのことが書かれた伝説の書は「皆が偽りと決めつけ」ていたこと、飛行形態が星の夢を思わせることから、純粋なハルカンドラ製ではない可能性もあります。

ハイネス達は、銀河の危機と呼べる「おぞましい悪夢」を退けた

悪夢と言えばナイトメア。ハルカンドラにもナイトメアが訪れて、それでいて、それを撃退することができたのでしょうか?

しかし、ナイトメアは夢の泉の物語のラスボスです。少なからず、カービィが完全に消滅させるまでは、ナイトメアは健在していたということになります。

つまり、です。

ハルカンドラでのナイトメアは倒したのではなく、別の星に飛ばしたのではないでしょうか。それが、同じくハルカンドラ製の夢の泉が存在する、ポップスターだった。

ハイネスを始めとした魔力を持つ人々は、ハルカンドラを守るために他の星にナイトメアをぶっ飛ばしたが、それが科学の人々からは批難され、危険な行為として追放処分を受けた?

ハルカンドラの人々はどうなったのか

「今もおそらくどこかでのんきに暮らしているオマエらに」とあるように、ハイネスはハルカンドラに住まう人々が未だ健在であると考えています。

ただしご存知のとおり、ハルカンドラは現在、人が住める環境とはとても思えない状態です。

考えられる状況は2つ。

ひとつは、ハルカンドラ及びそこに住まう人々や文明は、そのほとんどが壊滅してしまっている状況。守り神ランディアと一部の文明を残して、すべてがなくなった後。

この場合、ハイネスはすでに復讐する相手が存在しないのに、虚しく尽力していたことに。追放されてから、かなりの時間が経過していることにもなります。

もうひとつは「どこかでのんきに」とハイネスが惑星を指定していないことから、ハルカンドラに住まう人達はもともと、別の星にどんどん移住していく民族な可能性。

この場合、移住時にマスタークラウンを持ち出さなかった理由が微妙になりますが、ハイネスが惑星を指定していないことや、天かける船ローアの存在に関しては辻褄が合います。

個人的には、後者が有力かなぁと思います。

ここまでを時系列でまとめると、こんな感じですね。

ハルカンドラで起こったこと

  1. 魔力の民と科学の民が、互いを友とし、文明も発展
  2. ナイトメアが襲ってくる
  3. 魔力の民がポップスターにナイトメアを転送、ハルカンドラ防衛
  4. この件をキッカケに、科学の民が魔力の民を追放
  5. 魔力がなくなったことで文明が退化、ハルカンドラ滅亡
  6. すでにハルカンドラの人々も全滅or別の星に移住して、のんきに暮らしている

ハイネスの力とは、ダークマターのこと

どうみても以下略

「闇の物質を祀る我が一族」とハイネスが語る上、STG面の後の体内を考えれば、ダークマター系の力を祀っているのでしょう。

そもそも、ダークマターという単語の意味が、暗黒物質です。

こわい

最終戦の前半はドロシアやマホロアなどのソウル系を思わせる内容で、ライフを削っていくとダークマター系の攻撃に移行していきます。

ビームの可能性を信じろ

ダークマター系の敵は、カービィ2、3、64の数字カービィシリーズを通じて消滅させていますが、その力を祀る種族は、今もなお存在しているということですね。

今後は、消滅させたダークマター関連の敵が、再び登場する可能性がありそうです。

また、ハルカンドラの発達した文明の力は、ダークマターの力も取り込んでいるという結論にもなります。非常に危ういバランスの上に立っている力ですね。

さて、ハイネスの言葉だけでこれだけ広げられる世界観ですが、それ以外にも、いくつか注目してみます。

ニルはダークマターではない

ソウルオブニル

先の話にリンクする形になりますが、本来のニルは「集うエネルギー次第で、さまざまな存在になりうるかもしれない」というモノです。

今回はダークマター系のエネルギーを注がれてこうなっただけ、という感じ。

ジャマハートやハイネス、三魔官らを取り込んだ結果が今回の姿であり、もし別のエネルギーで構成されれば、本当に友として、カービィの横にいるかもしれません。

……これは理想というかなんというか、ですけど。

今後のアップデートで、ドリームフレンズに「フレンズハートの力を集めたニル」が連れていけたらいいなー、とか、思ったりしますね。

三魔官の歌から見える、本当のハイネス

アルティメットチョイスで三魔官をポーズ画面で見ると、こんな歌詞が書かれています。

フラン・キッス

フラン・ルージュ

ザン・パルルティザーヌ

player song to god というタイトル。三魔官から神への歌、的な意味に取れますが、この歌は神様へというよりは、ハイネスに向けられたもののように思えます。

狂乱ハイネス

同じくアルティメットチョイスでの、狂乱ハイネス。

ザン・パルル、またすぐ忘れちゃって、すっごくごめんね!

追い詰められたハイネスは確かに、三魔官をデク人形のように扱います。その一方でこんな感じに、結構お茶目にザン・パルルティザーヌに謝っています。

ザン・パルル通常

通常ステージ版のザン・パルルティザーヌの画面にもあるように、ハイネスは三魔官を拾い、カリスマ性を持っていた節のことが書かれています。

もしかすると、ハイネスは復讐に燃える前は、もっと温厚な人物だったのかもしれません。復讐に心を奪われたハイネスを、三魔官は放っておけなかったのでしょう。

三魔官から見ても、ハイネスがそうなってしまう理由には一定の理解ができてしまう。かといって、このまま復讐のため、というのも違う気がする。

わたしたちの ハート とどいてよ

ジャマハートを神に届けるという理由よりも、本当の想いに、ハイネスに気付いて欲しかった――そんな意味に感じます。

バルフレイナイトについて

バルフレイナイト

難しいのはコイツ。

ギャラクティックナイト登場後、戦闘に入るかと思えば、ふわりと蝶が飛んできます。蝶が触れるとギャラクティックナイトは消滅。同時に現れるのが、バルフレイナイト。

バルフレイナイトのデザイン自体は『星のカービィ20周年メモリアルファンブック』に掲載された、メタナイトのイラスト案が元になっているようです。

解説

「決して戦うハズのないアノ存在」という部分は、おそらくこのことでしょう。確かに戦うハズがない相手ですし、ある意味ではファンサービスに近い存在です。

蝶が触れた際のギャラクティックナイトは、驚いたようなアクションを取っています。ギャラクティックナイトにとっては、予想外の出来事であったようです。

いくら不意打ちとはいえ、銀河最強、幾度となく封印されはしろ、撃破に至らない化物である彼を、共鳴して別物に変化させられる存在とは、いったい何者なのでしょうか。

何かが絶え、その審判の日にどこからか飛来する、極楽の夢見鳥

夢見鳥とは蝶のこと。つまり、何かが絶える……絶滅したり、滅亡したりしたその日に、飛来してくる?

バルフレイナイトと戦えるのは「スターフレンズでGO!」ですが、この際はハイネスを撃破するものの、ハイネスも彼方にふっ飛ばしてしまい、神の降臨はありません。

降臨に失敗=神が絶えた、とも取れますが「スターフレンズでGO!」の場合、背景の祭壇には最初からハート型の器が存在しません。つまり、神は降臨できない。

うーん……では、ハイネスが祈っていたのは……?

ちなみに、蝶という存在に関しては、wikiに面白い記述があります。

世界各地にチョウが人の死や霊に関連する観念が見られる。キリスト教ではチョウは復活の象徴とされ、ギリシャではチョウは魂や不死の象徴とされる。

チョウ|Wikipedia

ギャラクティックナイトも、撃破されたのは初出のUSDX。その後は封印や逃亡を繰り返しており「時間の流れがシリーズ発売順と逆なのではないか」と指摘されています。

がらくた

二つ名が「時巡る戦士」。その度に復活もしているし、不死といってもいい存在。そういう意味では、蝶という存在とはシンクロしても、不思議ではないのかもしれません。

では、共鳴したもうひとつの対象「極楽の夢見鳥」とは……?

……

……お手上げです\(^o^)/

これに関してはもうサッパリ。私の手に負えない!

※2018年3月31日追記:バルフレイナイトや極楽の夢見鳥に関して、掘り下げてみました。

スターアライズ考察第2弾。今回はバルフレイナイト、極楽の夢見鳥に焦点を当ててみました。相変わらず、ネタバレ注意よ!

バルフレイナイト撃破後のエフェクト

キレイ

バルフレイナイトを撃破すると、多くの蝶、ハートと共に消滅します。

しかし、ギャラクティックナイトの時間の流れが反対であるなら、この後はロボボプラネットにて再召喚されます。その際はすでに、バルフレイの部分は存在していません。

ロボボでは星の夢の「時空テンイプログラム」により「イニシエの時代の剣士」として召喚され、やっぱりメチャクチャやらかすことになります。

ハートのエフェクトなどから、極楽の夢見鳥は浄化のようなものが完了し、ギャラクティックナイトに関しては封印できた、と見て良いのかなぁ……

そう、フレンズ4人で。封印。

通常ハイネス

アルティメットチョイス版ハイネスの、これ。

かつて4人の英雄が、闇を生み出し続けていたニルの始祖を、4本の心の槍で封印した

ハイネスの始祖がギャラクティックや、バルフレイナイトだったり? 「スターフレンズでGO!」モードの時のハイネスは、神ではなく始祖を呼び出そうとしていたとか?

ハイネスは「完全に封印を解く術を会得できてはいなかった」ので、こちらのモードでは神の降臨ではない方法で、復讐する方法を模索していたとしたら……

ギャラクティックナイトは時間の流れが逆であることが前提にはなりますが。降臨したナイトは現在のシリーズでは、最古の存在ということになりますよね。

私から言える考察は以上だ!

どーん

言いたい事は言い切ったッ!

こういう妄想って超楽しいよね! 蝶だけに! バルフレイギャグ!!!

あ、今のところ笑わないと、もう面白いところないよ?

楽しいは楽しいんですが、これを文字に起こすと、すげぇ量になっちまったよ……私は燃え尽きたぜ、真っ白にな……元から白いけど……

せっかくのカービィシリーズなんだし、想像も妄想もゲームのうちさ!

ま、まさかここまで未プレイで読んだなんて人はいないだろうな……!?

そういう人は! 自分の目で確かめるようにッ!! 実際こんなゲームな上に、ここまでの考察が妄想できるほどには面白いから!!

今日は『星のカービィ スターアライズ』の発売日! 予約してたんで早速プレイしてるけども……かわいい……ぽよみが凄い……

以上だ! また会おう!!

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