歳を取ると絶対に出費が増える。若い時と同じ支出で生きられない理由

ごあいさつ

どうも、ふーらいです。

私も30歳を過ぎ、立派なおっさんになりました。

さて、最近は年収が上がらないのに、支出面だけが増加。厳しい中やり繰りしている人も多いと思います。年収100万以下で生きていく的な本も出ていますね。

バブル世代と違って頑張っても搾取され、頑張らないと仕事がない時代です。今の多くの働き手は、収入を上げるよりも支出を下げる、上げないように考えて生きています。

もちろん、支出を下げる方向での考え方は私も賛成というか、今はそれが普通だと思います。

ただし、若い時と同じ計算では生活が成り立たないって話を今回は書いていきます。

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歳を取ると怪我や病気になりやすく、治りにくい

体調不良

10代とか20代の頃は、たとえ私のように身体が弱い人(子どもの頃にアレルギーと喘息を併発しました)でも、病院のお世話になることは比較的少ないです。

しかし、30代にもなるとね……来るんですよ、ガタガタと……

ちょっと運動すれば身体を痛めます。しかもなかなか治らないんですよ。この間、通っている道場で足を挫いたんですけど、痛みが引くまで1ヶ月はかかってます……

治らない微妙な風邪が延々と続いて、病院に行かずになんとか誤魔化してたら、今度は蓄膿症になり、結局内科と耳鼻科の両方のお世話になったり……

といった具合で怪我や病気になりやすい上に、治りが遅くなります。通えるならサッサと病院に行った方が、かえってコストがかからないことも少なくありません。

ちょっと内科にかかれば、2000円は飛んでいきます。日頃から節約を意識して生きている人には分かると思いますが、毎日の努力がアホらしいお金が出ていきます。

もし入院なんてことになれば、6ケタのお金がなくなることも普通です。

怪我はどうしようもありませんが、病気はある程度予防も可能です。予防するには運動と食事にしっかりと気を使う必要があります。

食べ物にも気を使わないと体調を維持できない

いろいろ食べよう

20代くらいまでは、食べ物なんてお腹が膨れればなんでもいいんですよ。

私は大学生活で一人暮らしもしましたが、困ったらジャガイモかパスタでも食べていればなんとかなりました。保存の効く輸入された大量の鶏肉を、何日も食べたりね!

しかし、これがね……歳を取ってくるとダメになります。

血液検査をすれば異常値の嵐。これを放って置くと、先に待つのは苦しい現代病です。糖尿病になったら一生お酒は飲めませんし、心筋梗塞や脳梗塞で身体の一部が麻痺したり……

こいつらが厄介なのは、割と命は助かることです。

死なないからいいじゃん! ってのは甘いです。今まで出来たあらゆることが出来なくなり、でも生きて行かなきゃならない……これは、想像を絶する辛さです。

最悪の事態を避けるためには、食生活を見直さなくてはいけません。魚や野菜を多く食べ、バランスの良い食事を心がければこんな事態を防ぐことができます。

じゃあ魚や野菜をメインに食べて、逆に炭水化物を避けようとしますよね?

料理のコストも時間も跳ね上がる

料理の話

魚も野菜も、炭水化物や肉類と比べるとコストパフォーマンスが悪いです。そして保存も効きづらいので、買い物の頻度を上げる必要があります。

というか、炭水化物と肉類が良すぎると言うべきなのかもしれません。特に炭水化物は格安かつ保存が簡単で、麺類、パン、ジャガイモなどは家計を支える大事な食品です。

これを魚や野菜に変更すると、かなりのコストがかかります。

お金と手間がかかる例

これが面倒だったりね

たとえば、お腹いっぱいになるために焼きそばを作るとしましょう。これもメインは炭水化物ですが、入れる素材を変えて想像するのが分かりやすいと思うので。

一方は、そばを2人前焼いてソースかけて終わり! 簡単、早い、安い。炭水化物でお腹がいっぱいになりますし、コストもソース代にガス代をかけても2ケタです。

もう一方は、1人前のそばに玉ねぎや豚肉、もやしを入れましょう。仕上げに青のりを振って完成! さっきのより確実に味はいいでしょうし、バランスもマシになりました。

しかし、後者の料理は玉ねぎ、豚肉の分で200円はかかります。1回で玉ねぎや青のりは使い切らないので、他の料理への応用が必要です。もやしは冷凍保存が効きません。

要するにコストがかかる上に、かなり面倒くさくなります。

外食メインにしてもこれは同様で、毎日丼モノとか揚げ物ばっかりとかやってると、病気へ一直線です。新幹線なんか目じゃない速度で生き地獄駅に到着します。

運動にも時間やお金がかかる

つらたん

子どもの時は、何の意識もせず学校や空いた時間に運動してるんですよね……

大人になると、仕事や趣味の時間とは別枠でしっかり時間を設けなくてはいけません。

身体も脆くなっているので、対策をちゃんとしておかないと危険です。足や膝を痛めているならサポーターが必要ですし、運動後に筋肉を休めるアイジングスプレーなんかも欲しい。

近所に運動できる場所がなかったり、ひとりでは続かない場合はスポーツジムなどに通うのも手ですが、使用する頻度や時間によるとはいえ1ヶ月に5000円~10000円が必要です。

歳を取るといろんなコストがかかることを認識しておく

しっかり認識しよう

残念ながら、年齢が原因で増えるコストはどうしようもありません。

これを削る方法は存在しないので、こういった出費があることをしっかり認識し、収入や貯蓄を考える必要があります。

「今の出費くらいなら、貯蓄はできないけど生活は問題ない」というのは、貯蓄がないから危険とかそういう問題ではないんですよ。出費は年齢と共に増加するものなんです。

家族が増えて増加するとか、そういった要因とはまったくの別物な理由です。

一生独身を貫くとか親の介護を考慮しないなど、家族のことを考慮しなくても、年齢でコストが上がってしまうことだけはしっかり認識しておく方が良いです。

まとめ

まとめ!

  • 歳を取ると、自分の身体を維持するコストが上がっていく!
  • 結婚などのイベントが一切なくても、コストは上がるぞ!

最近「年収○○でも大丈夫」的なシリーズはネットやブログ、本でも増えていますが、この辺をちゃんと計算に入れておく必要があります。

確かに世の中の流れ的に、今後もそう簡単に収入面の増加は期待できません。だからこそ、年齢が上がるだけでも増えてしまうコストのことは考えておきましょう。

 

以上だ! また会おう!!

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