「あー、そろそろ仕事辞めたい、三ヶ月は遊んで暮らしたい!」
とかいっつも嫁に言ってます、ふーらいです。三ヶ月は最低期間です。本当は300年くらい遊んで暮らしたい。
無職の才能という言葉自体は、phaという人の名言(?)ですが、彼はどうもシェアハウスしてみたり、メディアに出てみたりと結構活動しています。
無職というカテゴリでいいのかは微妙なところです。
しかし、この言葉は私には結構刺さるんです。というのも、一番楽しい時が無職だったから。
仕事とは、毒を飲む代わりに金が貰えるようなもん
友人が、私のネットラジオに残した名言です。同意しかない。
そりゃあ、仕事が好きな人だっていますし、そういった方々はそれはそれで素晴らしいことだと思います。
世の中に価値を提供し、その結果として賃金を貰い、国にしっかりと税金を収めているのです。社会に貢献し、自身も楽しむことが出来る――
正直、羨ましい通り越して別次元の生物じゃないかなって思うほどです。
しかし、そうでない人もいる。というか、そうでない人が大半でしょう。
北朝鮮のミサイルが上空を通過しても「朝からうるせー!どうせ仕事なんだから起こすな!!」って反応に溢れているのが我が国、日本であります。
お金がないと生活出来ない、死んでしまう。だから仕方なく、やりたくないことをやってお金を貰おう。そうやって多くの人が生きています。
第一、何故企業がお金を払って人を雇うかといえば、その賃金を出さないとやってくれなそうな、面倒で嫌なことをお願いするからですよね?
皆が楽しくて仕方ないことだったら、無料でも、むしろお金払って貰ってでも、人は集まるハズ。
お金が発生するってそういうことです。まず当たらないと分かっていて宝くじを買うのも、これさえ当たれば、そんな嫌な仕事という名のクソ作業をしなくていいからです。
しかし同時に、いざ無職になってみると、実は意外と「仕事がない」という事実に無職を辞める人が多い。仕事がないと不安とか、暇過ぎて時間を持て余すとかで、無職ではいられなくなる。
無職ニートには誰だっていつだってなれる。 でも普通なら1年も持たないし、3年5年と続くと絶対に自分もそろそろまともに・・・という気分になる。
最初の7日間は良かったよー。
ほんとにウンコとCO2とNoX製造機だった(ドライブ行くからね。)
起きたら歯を磨いて、メシを食ってうんこして、で、リビングに横たわり、やおらPS3のコントローラーを握ったかと思えば、15分くらいでゲームもやめ、昼寝・・・みたいな。これがさ、7日過ぎると、いや、実は3日過ぎたあたりで薄々感じてはいたんだけど、
飽きるんだよ。刺激がなさすぎて。
無職は辛い。しかも、金銭的な問題というより(もちろん、目減りしていく預金額が精神に与える影響は大きいという前提のうえで)どちらかといえば、社会から隔離されている状況そのものが。
これって悪いことじゃないと私は思います。やっぱり人間は社会性を持つ生き物です。独りでずーっと部屋に篭もると、かえって精神に悪影響が出る人が多いでしょう。
対人コミュニケーション能力は、ほんの数ヶ月、人と会話しないだけでも下がります。
あまり長く社会から隔離されてしまうと、その時間に比例して戻りたくても戻りづらくなるんです。ある意味で、自己防衛機能なのかもしれません。
その上で言うんですけどね。私は無職が続けられる自信があります。
暇な時間なんて無限に潰せるじゃん?
まずインターネットがあれば無料で潰せます。いくらでも。
- 無料のまとめブログ読む
- Twitterのタイムラインを読む
- 気になる2chのスレを見に行く
- 動画サイトで気になる動画を見る
- ひょんなことから浮かんだ単語をGoogle先生に聞く
- 聞いた内容から新しい言葉でブログやTwitterを見る
- 以下ループ
これだけで1日なくなります。いや、マジで。
大体、1日に更新される量に限度があるので、ループにたどり着くまでは早くて1時間くらいですが、動画は気に入った場合延々と潰せます。
検索からのループが入れば永遠に可能です。Wikipediaサーフィンとか超楽しいもん。
さらにここに、基本無料のブラウザゲームやソーシャルゲームをプラスすれば、楽勝です。1日はあっという間におしまい。むしろ足りないくらいです。
とはいえ、この作業だけでは飽きることがあります。ずーっと文章だけ読むってのもキツいし、無料ゲームはログインして一定時間動かすと、スタミナ制が多いのでそれ以上プレイ出来ない。
なのでここから、少しだけお金をかけていきます。
- 気になった本をAmazonで注文して読む
- Amazonプライムで有料作品を見る
- 習い事を始める
- ゲームを買って攻略サイトなしでプレイする
こんなんやってたらね、何日かけても終わりません。
本や映像作品なんて無限かってくらいあるんですよ。私は本を読む速度もそんなに早くないし、時々戻って読み直したりするんで、1冊で2時間くらいかかってしまう。
しかも「あ、ここで書かれていることは、確か別の本にあったな」とかやり出すと、1日なくなります。
ゲームも最近は基本無料に喰われがちですが、買ってみると面白いです。最近買ったマリオオデッセイもめっちゃ楽しいですしね。
シナリオクリアだけならそんなに時間はかかりませんが、全部のムーンを取得してやる! とかやりだせば、時間はあっという間。ゼルダなんか1ヶ月がっつりやっても全然終わりませんでした。
社会との繋がりを維持するなら、それこそ習い事始めちゃえばいいんですよ。
何とかサークルでも、スポーツジムでもいいですね。私は合気道をやり始めましたが、なかなか楽しいし、キツいし、充実感があります。
仕事しないと社会の繋がりが存在しなくなるなんてのは、よっぽどの地方住みの人に限定する悩みなのではないでしょうか。
さらに私、重度ではないですがロングスリーパー気質。
最低でも8時間は寝ないと、休日は寝だめになってしまう。朝スッキリ!(某番組の感じで)したいなら9時間、冬になるともう30分~1時間伸びます。
日本人の睡眠時間はどんどん短くなってるらしいんですが、私はついていけません。あえて言えば、日本の労働生活に向いていないんです。
私の場合は収入のこともあるので、ずーっと無職が出来ないだけです。
一応、結婚している身で嫁がいるので、完全に部屋に一人きりではないのも大きいのかもしれませんが、宝くじが当たったらガチで隠居生活になります。
何年で発狂するのか実験したいです。多分発狂しません。5000兆円欲しい!!
子供の頃からこういう気質の持ち主だった
思えば、子供の頃からこんな感じだったんです。
引っ越しをして田舎に住んでからはスクールカーストでは底辺だったし、両親は共働きで家にいないし、ひとりっ子だしで、基本何でも自分1人で完結していたんです。
小学生の時なんかは特に顕著で、1ヶ月3000円のお小遣いを貯め、3ヶ月に1つだけゲームを買う。
当時のスーパーファミコンのゲームって高かったんです。1つ9800円とか普通でしたし、あの頃は中古販売店もほとんどない。
次に買えるのは3ヶ月後。1つのゲームを3ヶ月以上遊ばないと、次のゲームは手に入りませんでした。
なので、買うゲームは長持ちするRPGがほとんど。そして、何とかして3ヶ月以上同じゲームで遊び続けるのです。
特に覚えているのはドラクエ5です。
モンスターしか使わない縛りとかを自分で勝手に考えて、それはもうずーっとプレイしていました。カジノで最高級の武器を手に入れるまで次の場所には行かない! とかやって。
結局1年4ヶ月近くずーっとプレイし続けました。分かる人にしか分からない言い方をすると、ヘンリーが仲間から外れる前に、はぐれメタルの剣3本と、グリンガムのムチ1本用意してました。
セーブしてカジノ行って、規定数負けたらリセット、勝ったらセーブを繰り返してました。
改めて今考えても、アホですね。
無論、子供の頃は寂しかったです。母親に兄弟作れと何度も言った記憶がありますし、友人を作ろうと高校生までは結構必死になってました。
でも、なかなかできませんでした。というより、浅い仲の人間が増えただけという感じです。
無職の才能は後天性?
おそらくなんですが、独りになってしまった上に、案外なんとか過ごせた、または、辛かったが結局独りのままだった、って経験をした人は、無職になる才能に目覚めます。
社会から弾かれることがそこまで苦痛じゃなくなるのかもしれません。
「孤独って本当はそんなに怖いものじゃないんだ」とか「むしろ人付き合い色々考える方が面倒じゃね?」って経験をした(してしまったと言うべきかも)結果かなぁと。
苦痛ゼロってことはないでしょうけど、ダメージが凄く低くなるみたいな。MTGでいう白のインスタントで軽減されちゃう感じ。
あと、私は嫁がいるから現状、どんだけ社会から隔離されても、結婚している限りは絶対孤独にならないワケで、これ自体は恵まれた環境だと思います。
もっとも、嫁も含めて私が人付き合いに関して改善したターニングポイントは「もう嫌われてもいいや」と開き直ってからです。
孤独で苦しんでいる間は、本当に何もなかったんだよなぁ……
まとめ
5000兆円欲しい!!(結論
いや、5億円でもいい……少し疲れるとすぐ無職に戻りたくなるんや……
以上だ! また会おう!!