どうも、ふーらいです。
皆さんは「家カフェ(うちカフェ)」ってご存知ですか?
要するに宅飲みみたいなもんで、自宅でカフェを楽しむことです。自宅で喫茶!
私たち夫婦は、ふたりでコレといった意味もなくダラダラ喋りつつ、コーヒーを飲むのが趣味のひとつです。以前はちょこちょこ、喫茶店に通ったりもしていました。
しかし悲しいかな、そんな生活に転機が訪れます。
近所の行きつけだったお店が潰れた
このご時世ですから仕方ないとはいえ、お店がなくなりました……
そこのコーヒーはとっても美味しくて、特に私は厳選した豆で作る期間限定の不思議なコーヒーが大のお気に入りでした。あの奇抜な味が、楽しみのひとつだったのです。辛い。
とはいえ、私たちもお金にそう余裕があるワケでもなく、よく行くと言っても4週間に1度とか、何か遠出したついでにみたいな使い方だったので、ヘビーユーザーではありません。
一応、住んでいる地域が地方とは言え名古屋に近い位置なので、他の喫茶店がまったくないなんて絶望的な状況ではありませんでした。
しかし、わざわざお金を払って飲みに行っていたのは、そのお店が好きだったからです。他のお店も数件試しに行ったのですが、残念ながらピンと来ません。
そこで、考えたのです。
家で喫茶店っぽいことをすればいいのだ、と。
意識低い系家カフェを実際にやる
ちなみに、家カフェで画像検索すると、こんな感じです。
つまり家カフェの本来の意味は、自宅をカフェみたいにして、雰囲気ごとカフェっぽくしちゃおうってことなんですね。Google検索で初めて知りました。意識高い系だよ!
私の家というかマンションの一室は、別に何の雰囲気もない、ごく普通の家ん中。カフェの雰囲気とかゼロです。そんなもん、用意する方が面倒だし、お金もかかる!
だいたい、こういう見かけがすっごく綺麗なインテリアって、掃除が大変なんですよ。設置した時はそりゃテンションも上がるでしょうけど、維持することを考えると憂鬱になります。
え? 家の掃除は家事担当の人がやるから気にしないって? そういうのホントダメやぞ!!
なので、超絶手抜きな意識低い系家カフェをやります。
この方法を使えば、どんな家でも! ほとんどの手間なしで! 家カフェできます!
コーヒーを準備する
喫茶店と言えばコーヒーです。コーヒーを準備しましょう。
え? 本格的な豆を使う? 冗談言っちゃいけないよ。
コーヒーメーカーは値段もしますし、あとの掃除がかなり面倒です。意識低い系ですから、手軽さが命ですよ。ここは究極に手軽なコイツの出番です。
ネスカフェゴールドブレンド(スティックタイプ)28本入り!
スティックの中の粉末をカップに入れて、お湯を注いで混ぜるだけ! ああ、もちろん混ぜる時は使い終わったスティックをこうやって折りたたんで……
使い捨てマドラーの出来上がり!(画像ややボケ
スーパーの値段によりますが、だいたい1箱400円~500円程度で購入できます。500円と考えても、500÷28で1杯約17.8円です。もはや飲み放題!
今回選んでいるゴールドブレンドは、最初から砂糖やミルクもすべて入っているタイプ。何の準備も必要なく飲めますし、ゴールドブレンドはインスタントの中では抜群に美味しいです。
ブラック好きな人はブラックを買えばいいですし、メーカーもたくさんありますから、好きなコーヒーを探すつもりでいろんな種類を買ってみるのも、なかなかに良いですよ。
食べ物も準備する
喫茶店に行ったら、小腹が空いてもコーヒーだけしか頼めないことも多いです。仕方ないのですが、喫茶店のお食事はそこそこ値が張りますからね……
しかし、今は自宅。何を食べてもいいワケです。コーヒーに合う食事を用意しましょう。
え? ホットケーキを用意して焼く? 正気か、貴様?
ホットケーキミックスで作るにしても、ミックスを買ってきて、それを牛乳と混ぜて、フライパンかホットプレートで焼いて……って、そんなことするワケないだろう!
信州牧場のマドレーヌ濃厚ミルク味7個入り
7個入りで300円以上する、スーパーで買う中ではかなり高級なお菓子です。これがね、めっちゃ美味いんだわ。濃厚なミルクの味と、サッパリとした甘みがコーヒーに合うワケよ!
あとは最後までチョコたっぷりでお馴染み、トッポのビター味もGood。ビター味を選ぶのがポイントです。量は少なめなので、うちはふたつ買ってきます。
もちろん、これらもお好みで、自分たちの好きなモノを買ってくればOKです。基本的にコーヒーと合わせる場合、濃い味の方が相性が良い傾向にあります。
BGMを流す
たとえば、Youtubeにはこんな動画があります。
PCはもちろん、スマートフォンでもいいのでBGMを流しましょう。ニコ動でもいいですし、持っているCDでも可。ラジオを流したりもできます。自宅だからこそ、自由にチョイス!
ご近所迷惑にならない程度の音量にすることさえ守れば、何を流してもOKですね。
圧倒的なコスパの良さ
これらを揃えてふたりで飲み食いしても、せいぜい支出は600円程度です。
当たり前ですが、喫茶店ではサービス代が含まれますし、喫茶店の持つ独特の雰囲気がまた良いところ。意識低い系は雰囲気ゼロなので、この点は値段相応です。
代わりに、良い点もたくさんあります。
まず、おかわりし放題です。コーヒーを何杯飲んでも財布へのダメージは微量。そもそも、コーヒーってそんなにガブガブ飲まないですしね。水も好きなタイミングで飲み放題。
それに、とにかく簡単なモノばかり用意しているので後片付けが楽です。外食する際のメリットのひとつ「後片付けしなくて良い」を可能な限り自宅で実現しています。
移動の手間もありません。好きなお店が遠いと、車や公共交通機関を利用する必要があるので、時間もお金も余計にかかってしまいますが、自宅なら0分で即着席できます。
最後に、余計な人がいないってのもポイントです。喫茶店ってどうしても混雑すると雰囲気が微妙になりますし、騒がしい人がいたりすることもあります。
時期によっては体調悪い人が隣で延々と咳込んだりして、雰囲気とかそれどころじゃなくなることも少なくありません。自宅を使うとこういった、避けようのない不幸に遭遇しません。
まとめ:意識低い系家カフェはいいぞ
食べて飲んでが終わったら、そのまま横になって眠れる! 意識超低め!!
もちろん、意識高い本来の家カフェもそれはそれで良いと思います。インテリアからこだわって、最高の空間と時間を演出するのもまた、人生の楽しみ方のひとつです。
ただ、どうしてもそういうのが好きになれない人もいます。なんせ手間がかかりますからね。意識低い系家カフェなら、前提条件一切なしで喫茶店できて、とにかくお手軽ですよ。
以上だ! また会おう!!