10年以上続く原因不明の脚の痛みが「梨状筋症候群」だと判明した話。これから毎日お尻を揉もうぜ?

どうも。長年脚の痛みに悩まされてきました、ふーらいです。

痛みの元は主にふくらはぎ。立っている時はもちろんですが、座っていても痛い時は痛いし、何なら寝ていても痛い時があります。

この痛みは本当に長年の悩みでして。一度数年前にまぁまぁ大きい病院の整形外科で観てもらったのですが、いろいろ調べた挙げ句「原因不明」という結果に。

その後、ずーっと痛みと共存して生きてきました。私はてっきり痛みを感じだす少し前の怪我が原因だとばかり思い込んでいました。だって病院で調べても分からんモンどうしようもないやん?

そして2022年。全然別の症状で違う整形外科にかかった際、愚痴のようにこの痛みを相談したところ……

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梨状筋症候群と診断されるまで

梨状筋症候群(りじょうきんしょうこうぐん)は、梨状筋の中を走る坐骨神経が外傷やスポーツ活動などで圧迫されて引き起こされる疾患群のこと。これにより坐骨神経痛を引き起こす要因にもなる。

フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

まず、私はふくらはぎが痛いです。でも、ふくらはぎをどれだけ調べても悪いところがありません。むしろ健康でキレイな筋肉をしているらしいです。

ではなぜ痛いのか。先生から聞いた話を私なりに要約します。

人間には腰から足へ「坐骨神経」というクソデカ神経が体内を通っています。こいつが脳から下肢に指令を送り、下肢の感覚を脳へ伝えています。

この神経、クソデカなので加齢や怪我などで骨が曲がったりすると圧迫されちゃいます。圧迫されると下半身のさまざまな箇所に痛みを感じます。これがよく耳にする「坐骨神経痛」です。

つまり神経が圧迫された結果感じている痛みなのであって、ふくらはぎが悪さをしているワケではないということ。

では、神経が圧迫されている原因を特定する必要があります。これは触診した上でレントゲンとMRIを組み合わせて判定するしかないそうです。

私はレントゲン異常なし、MRIにも異常なし。そして先生にあちこち曲げたり揉んだりしてもらったり、脚のストレッチ時の痛み方を伝えた結果、梨状筋が犯人だと判明しました。

梨状筋というのは、要するにお尻です。本来柔らかい筋肉が何らかの事情で固くなり、坐骨神経を圧迫しています。

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梨状筋症候群の治療法

特効薬はありません。何か飲んだり塗ったりで改善するワケではなく、日頃から同じ姿勢を長時間取らないようにしたり、ストレッチを定期的に行っていきます。

もちろん痛みなので鎮痛剤で痛み自体は散らせます。どうしてもという時には飲んで誤魔化せますが、この辺は医師と相談して適切な付き合い方を教えてもらうと良いでしょう。

私は現在、デスクワーク中も意識的に立ち上がったり、ストレッチをしてとにかくお尻を柔らかくしています。座りながらでも、脚を膝上に組むだけでストレッチになりますよ。

ちなみに、あまりに症状が重いとブロック注射という注射を患部へ行うそうなんですが、その時の薬というのがボツリヌス菌の毒素なんだとか。凄いよね医療って。

なお、ストレッチも症状が酷い場合は逆効果となる可能性もあります。神経に関して自己判断は大変危険なので、なんかおかしいなと思ったら整形外科など専門のところへ早めに相談しましょう。

 

――ま、私は相談した上で一度原因不明で終わってるんですけどね!

 

 

 

人生ってそういうモンさ

以上だ! また会おう!!

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