※怖い、キモい画像は一切登場しないので、安心して読み進めてくださいませ。
どうも、ふーらいです。
先日、寝ているところをムカデに思いっきり刺されました。
マンションに住んでいるのですが、下が土であることと、その夜はけっこう強い雨でした。水没しないように逃げてきたムカデが、うちに侵入したと思われます。
足と関節が多くてグロい虫なのですが、同時に私、子どもの頃にはもっと田舎に住んでいたので、コイツとはちょいちょい対面しています。したくないけどな!
意外と都会にもいるコイツ。キモいし気持ちは分かりますが……絶対潰しちゃダメです!
ムカデは潰すと後が大変
ムカデは動き自体そう早くないので、潰してしまうのは簡単なのですが……問題はその後。
ムカデの体液ってクソ臭いんです。田舎にいる頃は、このニオイが他のムカデを引き寄せるとも聞いていました(実際に引き寄せる効果はないらしいです)
潰してしまうと、このニオイ液が辺り一面に飛び散ってしまいます。
かと言って、殺虫スプレーは日頃虫が出ない家庭では置いていないでしょう。あったとしても場所を選ばないと使えませんし、子どものいる家庭では使いたくありません。
なので、手っ取り早く安全に倒す方法をば。
その1:熱湯をぶっかける
まず、ムカデを箸やトングなどの長いものでつまみます。
……あ、はい、この時点でハードルがすっごい上がったのは自覚しています。キモいし。
しかし、これをしないことには始まらないんです。この時点で無理だーっていう人は、素直に殺虫スプレーを使ってください。
とはいえ、ムカデはとにかく害虫にしては動きがノロい上に身体が長いので、つまむこと自体は難しくありません。精神的な問題だけです。
使い捨ての割り箸があるならベスト。菜箸であれば安全ですが、気分が良くはないと思うので……とにかく、ある程度の長ささえあれば刺される心配もありません。
つまんだら流し台などに持っていって、熱湯をぶっかけてやってください。この方法だとニオイが残らず、確実に息の根を止められます。撃退後はトイレに流せば完璧です。
その2:シャンプーや洗剤など半個体状のをぶっかける
ポットもない! お湯も即座に準備できない!! ってな時にはコレ。
ムカデの顔面を中心に、シャンプーや洗剤のような飲んだらヤバい半個体状の液体を、多めにぶっかけます。我が家にあるものだと食器用のJOYとかがちょうど良い感じ。
田舎に住んでいる頃、風呂場で出た際にはシャンプーを大量にぶっかけて倒していました。ムカデに限らずですが、多くのキモい系害虫に対して効果があります。
半個体状の液体による窒息なのか、強力な洗剤が体内に入って毒と化すのかは定かではありませんが、この方法でもムカデの体液を出すことなく退治できます。
熱湯と違い即死させるほど強力ではないため、まず動けないほどにぶっかけ、その後動きが完全に止まるまでしっかりと見ておく必要があります。
代わりに、この方法であればお湯がなくても安全に処理ができます。
そのまま洗面台やお風呂場に流してしまうと死体が残ってしまうので、退治後はやはりトイレまで持っていって流す方が良いでしょう。
何度も出現しないなら、たまたまです
ムカデはゴキブリの卵も食べるため、何度も出現する場合は家の環境を疑う必要があります。
ただ、ムカデ出現=Gがいるとは限りません。ムカデはあの平べったい身体と足を使って、本当に小さな隙間から、壁を登って侵入してくる生き物なんです。
郵便受けはもちろんのこと、換気扇、エアコンの室外機から侵入してくることもあります。2階以上の壁も登れるので、高い階層に住んでいても遭遇してしまいます。
今回の我が家のように、雨に振られて逃げてくるケースもよくあるパターン。「ムカデがいるってことは不衛生なのでは!?」と気に病む必要は、必ずしもないので安心してください。
ムカデの生態について
ムカデは梅雨時と、9月~10月辺りに活動します。夏本番というよりは、寸前と直後に出てくる感じです。
そしてもうひとつ。彼らは夜行性です。日頃は暗い場所に潜んでおり、夜になってから食事のために動き出します。
で、その暗い場所ってのが畳んである服の中だったりして……田舎に住んでいる人は、経験があると思います。何気なくズボンを履いたらモゾっとして、アイツがいる時の恐怖を……
ムカデは毒を持っているため、刺されると独特の痛み(皮膚の表面がヒリヒリする感じ)と腫れ、痛みが治まると強いかゆみが起こります。
毒の程度は基本的に軽いですが、毒への耐性は個人差が大きいもの。あまりに状態が酷い場合は、近くの皮膚科に行って診断を受けましょう。
あと、これは若干どうでもいい話。なぜか、ムカデはサイズが小さいほど刺された時の痛みが激しいです。アレがなぜかは私も知らない! でも痛い! ふしぎ!!
以上だ! また会おう!!