どうも、ふーらいです。
11月下旬、私たち家族にしては大変珍しく、一泊二日で小旅行に行きました。その場所とはズバリ、日間賀島!
今回はそんな日間賀島を満喫した話をまとめます。フグとタコがね、最高な島やで!
日間賀島とは
日間賀島は、愛知県の三河湾に浮かぶ離島です。住所は愛知県知多郡南知多町になります。離島といっても最寄りの師崎(もろざき)港からフェリーで15分程度で行ける、近い島です。
島自体は小さく、車でぐるっと島の外周を走っても10分かからないくらいのミニマムサイズ。
私も最初家族から話を聞いた時は「そんな島に魅力あるの?」って思ってました。思ってたんですが、今は違います。この島最高やで。
では、この島に行く理由、魅力とは何か。
日間賀島に行った理由
▲師崎港に出ている日間賀島の看板。要するにフグとタコ!
それは、とにかく美味しいらしいフグとタコ! 特に日間賀島のタコは有名で、たくさんのタコが干物になっているとか。そう、海の幸を食べに来たのです。
ちなみに、離島なので海が視界いっぱいだったり、レンタルで釣りを楽しんだりもできるのですが、そこは海のある田舎で育った私。あまり珍しい光景ではありません。
とにかく美味しい海の幸を食べたい――ただ、それだけのために!
日間賀島に行くには
師崎、もしくは伊良湖からフェリーで行けます。愛知より西に住んでいる人は師崎、東に住んでいる人は伊良湖から乗ると良いでしょう。
▲師崎港フェリー乗り場。私は三重県から来たのでこちらのルートで
▲愛知県から見て東側の人はこちらの伊良湖ルートがオススメ
フェリーに乗るには、駐車場(無料と有料とがあります)に車を止めて高速船で島に行く他、師崎からならカーフェリーで車ごと島へ行く方法もあります。
島自体が小さいため、車がなくともレンタサイクルで十分移動できます。島の空気や海を感じたい人は高速船で行くのがオススメです。
一方、身体の不自由な人や高齢な家族がいる場合はさすがに辛いため、カーフェリーが無難。ただし、カーフェリーは予約制です。利用1ヶ月前から電話で予約を受け付けています。
師崎予約センター TEL:0569-63-2035【営業時間 09:00~18:00】
より詳細な情報は専用ページにありますよ!
実際にフェリーに乗ってみた
うちはカーフェリーを予約して乗りました。
▲カーフェリーの中に入ると上がる必要のある階段。結構急なので気を付けて
▲師崎港出港直後
▲視界いっぱいに広がる海
▲人を乗せる専用の高速船とすれ違い
▲いよいよ見えてくる日間賀島
▲一方、すっかり遠くなった本州師崎港
▲島に到着!
予約した宿でフグとタコを満喫する
食事の写真は自重しています。宿泊施設やプランによって内容が違いますし、なんというか……出来たての超美味しい料理を前に写真パシャパシャとか野暮です。
実は浴衣に着替えてそのまま食事に行ったので、スマホを携帯してなかったとか言えない。
これに関しては実際に行って、自分の目と舌で体感してください。
ただね、これだけはハッキリ言っておきます。
クソ美味い!!!
まず出てきたのは、てっさ。大きな皿にフグの薄く切られた刺し身がずらーっと花のように並べられているアレです。ポン酢をつけ、アサツキを巻いて食べるとこれがもうね、最高!
フグの身はあまり味がないと聞いていましたが、日間賀島のフグは深い旨みがあり、ほのかな甘さも感じます。
てっさは薄く造られた身をあえて複数枚まとめて食べるのがこれまた贅沢ですが、個人的には2枚重ねが一番美味しいです。ポン酢との相性がすっごくいい。
そこから、フグの唐揚げやてっちり(フグの鍋)、薄味で茹でられた地ダコに、てっちりの残り汁で作る雑炊までいただきまして……いやもう、これはもうマジでね、天国ッ!!
あと、日間賀島の干物はどれも塩分が非常に控えめで、魚本来の味が楽しめます。最近のスーパーで売っている干物が塩辛いと感じる人はぜひ、日間賀島の干物を食べてみてください。
お土産屋さんの干物も同様の塩加減なので、お土産に買って帰ると魚好きに喜ばれますよ。
旅館について
私は今回「ホテル晴快荘」さんのお世話になりました。家族で貸し切り風呂が使えるのが当初の決め手だったのですが、ここの料理がね……めっちゃ美味しい!
そりゃ日間賀島ですし、もともと素材は良いのでしょうけど、ここの料理は特にダシのとり方が上手過ぎます。ありとあらゆる、出てくる料理が美味しかったです。
中でも驚いたのはフグの唐揚げ。今まで他のところでも食べたことがありますが、この晴快荘さんの唐揚げは、今まで生きてきた人生の中で一番美味しいフグの唐揚げでした。マジで。
絶妙な塩加減と、かぼすの酸味のマッチ具合が神なんです……書いてたらお腹が減ってきた。
しかも晩ごはんが豪華なのは当然として、朝食もガッツリ地元の素材で出てきます。私が朝からご飯3杯食べた上に、そんな大食らいがギリギリ食べ切れる量の食事が出るんです。
私はじゃらんで調べましたが、確実に言えることとして食事で高評価を得ている旅館を選びましょう! 日間賀島に来て、食事を重視しないで何を重視するんだって感じなので!
確かに海に囲まれていますし、レンタサイクルや釣りなども楽しめますが、キツい言い方をするとその程度なら他の観光地でも十分楽しめます。
大事なのは食事! フグとタコ!! これマジで!!
唯一残念だったこと:2018年はタコ不漁だったらしい
食事を満喫した翌日、お土産屋さんに行ったのですが、タコの干物がありませんでした。地元の人に話を聞いたところ「今年はタコ漁がぜんぜんダメだった」とのこと。
実際、島を見てもタコの干物はほとんど見られませんでした。2018年は天災もすごかったですし、当然ながら漁も天候の影響をモロに受けます。こればっかりは仕方がないですね。
ホテルで出てきた地ダコは、実はかなり苦労して入手されたものだったのかもしれません。
まとめ:フグとタコを食べたいなら、日間賀島に行こう
▲お土産屋さんの横にあった「がっしー」
というワケで、日間賀島を満喫してきました。とにかくフグとタコの美味しい観光地!
海が珍しい地域に住んでいる人はもちろん、海をよく見る人でもここの食事は本当に絶品! ちょっとした贅沢に、人生のアクセントに、みんなも一度は行こうぜ、日間賀島!
以上だ! また会おう!!