【思うこと】一次創作のオリジナルキャラクターについて思ったこと

どーも! 趣味でゆったりと絵を描いているしきりんです。

ここは自分個人が思っていることを書き連ねているだけのページです。自分個人の感想や思想と言う部分が強いです。全ての絵師に当てはまる内容ではありません。

※2022年3月頃の話です。

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事前知識

一次創作とは、「作者が独自に作ったオリジナル創作」のことである。

オリジナルキャラクターとは、「一次創作の中で作られたオリジナルのキャラクター」である。ここでは「人間キャラクター」に限定する。

自分で言うところの「まるっこいの」はオリジナルキャラクターになるが、人間キャラクターとマスコットキャラクターは考えが違うので当てはめない。

オリジナルキャラクターは誰でも作れる

一次創作者はとにかく自分のオリジナルキャラクター(以下オリキャラ)が好きだ。毎日のように絵を描いたり愛を語ったりする。

同時に、一人でも多くの人に自分のオリキャラを知ってもらう・愛してもらう為に様々なことを行っている。

Twitterなどで繋がる人がいる。相手は同じ一次創作者であることが多い。互いに自分のオリキャラを見て欲しい彼らは、相手のオリキャラを世辞で褒めながら自分のオリキャラを見てもらおうとする。傷の舐め合いであるこの行為から生まれるものは何も無い。

pixivなどで宣伝する人がいる。それ自体は悪いことではないが、第三者に依頼してpixiv百科事典にオリキャラの項目を作った人がいる。公平性の無い情報を登録することによってpixiv百科事典を無価値にさせた罪は重い。

こんなことをしてでもオリキャラを見て欲しい人は存在する。しかし、オリキャラは普及しない。それは何故か。

オリジナルキャラクターは誰でも作れるからである。

TRPGで言うところのキャラクターシートを作ることは誰でも出来る。キャラクター作成は誰でも簡単に出来る上に、とんでもなく楽しい。

ただ、楽しいのは作者本人だけであることを忘れてはいけない。オリキャラを最も深く知り、愛し、楽しめるのは、作者本人のみなのだ。

では、他の人にも同じようにオリキャラを愛してもらうにはどうしたら良いだろうか?

オリジナルキャラクターを確立させるには

結論から言えば、物語・本編を作ることである。オリキャラたちが世界で生きているその様子を描いた物語。とにかくそれが必要だ。

オリキャラ絵の横に大量にキャラ設定を書いている人をよく見かけるが、そんな情報はよく見ても頭の中に入って来ない。よほど興味があれば話は別だろうが、それでも情報は断片的でオリキャラを完全に知ることは出来ない。

なぜなら、物語を知らないから。映画とかの登場人物をキャラ設定の説明だけで理解出来るか?と言う話。

物語・本編でキャラクターが動くことによって初めて他者はキャラクターを認知、知ることが出来る。

「あの時あのセリフを言った」「あのかっこいいシーンを演出した」「あの時すごい考えと行動を起こした」など、何かしらの情報があって初めてオリキャラは認識されやすくなる。

オリキャラは物語があって初めて動き、生きることが出来る。そして、そうすることで他者から認識されやすくなり、知ってもらいやすくなる。

そうだと言うのに、物語・本編を作らない一次創作者が多いことなんの。

実際、物語・本編を作るのは大変で難しい。漫画、小説、媒体は何でも良いが、起承転結や流れを意識しながらひとつの物語を作るのは簡単なことではない。

作ったキャラの数にもよるが、そのキャラがそれぞれ動くことになるのだ。ただキャラを作るのとはワケが違う。場合によっては年表などで管理する必要が出てくるだろう。

その苦労を知ってか知らずか、物語・本編を作らずにオリキャラを知ってもらおうとする人が本当に多い。その状態で知ってもらうのは不可能である。

さいごに

オリキャラを作ることは誰でも出来る。物語・本編が存在しないオリキャラはただの情報・データに過ぎない。「物語・本編を作らないならオリキャラを作るな」とまでは言わないが、他者に支持してもらうことは諦めた方が良い。

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しきりんのじゆうちょう

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