【睡眠時無呼吸症候群(SAS)】CPAP治療中の枕は、ウレタン(高反発低反発)など「フィット感の高い」素材は避けろ!【通気性】

どうも。状態が良すぎて主治医に「付け方を講演して欲しいくらい」と言われた、ふーらいです。

ずーっと前に買って以来愛用しているパイプ枕があるのですが、さすがに中のパイプも限界。他の素材もヘタってきたので、枕を買い替えたんですよ。

で、結論から言うと大失敗したのでタイトルの通り叫びます。

 

 

「フィット感の高い」素材は避けろ!

具体的にはウレタン系(高反発低反発どちらも)。

頭を優しく包んでくれて、とても気持ち良いですよね。

 

でも、やめとけ。

 

 

 

 

 

絶対やめとけ!!!!

なんで? って話を今からします。

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なんで?

ク ソ 暑 い か ら

CPAP治療中ということは、形状は患者さんによって違いますが、とにかくマスクを付けています。鼻から空気を送るために、頭側にバンドを巻きます。

治療開始初期の頃は風が冷たいと感じる人も多いと思います。が、慣れると風はどうでも良くなって、もっぱらバンド部分が蒸すことの方が問題になってきます。

CPAP未経験者に簡単に言うなら、寝る時に使い捨てマスクを鼻に付けて寝てると思ってください。季節問わず暑いんですよ。しかもCPAP使用者の多くは肥満なので尚更です。

で、このマスクを付けたまま、ウレタン素材で頭を包まれると……

 

気持ち良いのは、横になって2分くらいです。

ああ、枕に包まれてる――世の中は誰も包んでくれないけど、枕だけは、枕だけは私をしっかりと抱きしめてくれる、そんな気分になります。2分くらい。

 

3分後には、こうなります。

 

 

 

 

 

あっつい!!!

メッシュとかで通気性をどれだけ高めても無駄無駄無駄無駄ァ!

そもそもウレタン素材はCPAPとかしてなくても、夏場は暑いと感じる人が多いようです。Google先生もこう言っています。

▲「低反発 暑い」の検索結果(リンク)

これはウレタンが悪いというワケではなくて、素材の性質です。ウレタンは建物の断熱材に使われるほど通気性が悪い素材。熱が一度こもると逃げないんですね。

そこにマスクを付けた、通常よりも暑い人が頭を預けてしまうと……あっという間にファッキンホット(クソ暑い)の完成というワケ。

人が眠る際には、脳の温度を下げる必要があります。「頭寒足熱(ずかんそくねつ)」という言葉があるくらいで。頭が暑いとまともな睡眠が取れません。CPAP以前の問題になっちゃいます。

ちなみに、床やフローリングに座布団を敷くならウレタンはコストが安く、断熱効果もあり最適な素材なんだそうです。

 

でも! 枕は!

 

 

 

 

 

 

やめとけ!!

じゃあ、どんな素材がいいのかという話もしますね。

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ポリエチレンパイプ枕はオススメ

価格帯と管理のしやすさ的に、そして自分でも使ってて良いと感じているのは「パイプ枕」と呼ばれる素材。こんなのが入ってるんですよ。

▲パイプ枕の中身

これがポリエチレンパイプ。プラスチックのストローみたいなのを細かく刻んだのが入ってると思ってください。もちろん寝具用でやわらかい素材なので、痛くはないです。

語るまでもなく通気性抜群。素材も安く、丸洗いが可能。ラテックスや羽毛のようにアレルギーの心配もないし、そば殻のように虫が湧くこともありません。

しかも枕で必ず悩みの種にある「適切な高さ」問題を、簡単に解決できます。高いならこのパイプを枕から抜けばいいし、逆に低いなら足せば解決できますから。ネットでも注文しやすいでしょう。

私は西川の肩楽寝を使っています。パイプの良さを活かしつつ、ニット生地で弱点の硬さを軽減。中心が低く左右が高い構造で、仰向けから横向きになっても常にフィットし続けてくれます。

▲中心が低く左右が高い。姿勢を選ばず使えるのがGood

寝具専門店で相談して購入しただけあって、眠りに関しては文句なしの逸品。値段も、医学博士監修による形状の徹底っぷりの割には、かなりお手頃(購入当時5,500円くらい+税)です。

しかし購入から5年経つのでさすがに替えたいなと。あと、横サイズがちょっと物足りない(50cm程度)と思っていて、どうせ買うなら横幅の大きなプレミアムにしようかなと考えてたり。

良いことばかり解説しましたが、欠点もあります。とりあえず2つ。

まず、ウレタンや羽毛などのような「包み込んでくれる」感覚は皆無です。柔らかい枕が好きな人には合いません。通気性抜群の特性も相まって、硬く冷たく感じると思います。

次に、頭を動かすと中身も動くのでガサガサと枕から音がします。そば殻ほどではないとは言え、柔らかい素材なら起こらない音がする点はマイナスです。

とにかく通気性最重視

他の素材を選ぶ場合も、とりあえず通気性。1にも2にも通気性。素材の通気性が低いとメッシュだのなんだのを使っても、所詮付け焼き刃。素材の時点で通気性の良いものを選んでください。

この考えで行くと、以下辺りが候補かなと思います。

・ポリエチレンパイプ:安くてカスタムしやすい
・高反発ファイバー:パイプよりフィット感あり
・羽毛:柔らかいのに通気性が高い
・そば殻:硬いの愛好家はコレ

寝具はこだわると価格が無限に上がっていくので、払える値段をある程度決めてから探すと良いでしょう。枕に払える私的限界は1万円かなぁと思って選んでいます。

また、時間や住んでいる場所による問題があるとはいえ、可能であれば一度は寝具専門店に行き、枕の最適な高さや好みの材質を知っておくと良いです。

おまけ:CPAP向け枕の話

私自身は試していないのですが、ウレタン素材な上にドチャクソ高い(2~4万円とかする)ので微妙ではと思っています。ほとんどの商品がマスクのチューブを顔から前に出しているのも気になります。

これ、寝返りなしで顔の位置を固定すること前提じゃね? と。

▲広告の例

最近のCPAPマスクはいくつか種類があるものの、上記ほどガッチリとした構造をしているものはかなり少数派。口まで覆うタイプは現在、日本で使っている人ほぼいないのでは。

鼻だけ覆うマスクならチューブは後ろ、頭頂部方向に持っていった方がいいんですよ。後ろ側に持っていっても、角度的にチューブが顔にペシペシ当たらないからです。

ベッドの後ろに少しスペースを確保して、チューブの遊び場を作っておけばOK。

こうしておくと、寝返りしてもチューブが顔の前にドンと来るのをかなり防ぐことができます。寝返りでマスクが外れるのは寝返りという行為が悪いのではなく、マスクと装着の問題です。

寝返りを完全に封じてしまうと、身体が痛くて結局安眠できないですし。広告に使われているモデルさんも海外の人ばかりなので、日本人向けの製品ではないのではと思います。

 

以上だ! また会おう!!

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