【思うこと】“人手不足倒産”ニュースで見る労働問題

けさクロ

ふーらいです。

NHKで「なぜ“人手不足倒産”が増えているのか」という特集が放送されました。

景気の回復で仕事は十分にあっても人手不足で立ちゆかなくなってしまう…。
いわば“人手不足倒産”という、より深刻な事態が相次いで起きています。

なぜ“人手不足倒産”が増えているのか|けさのクローズアップ|NHK おはよう日本

仕事はあっても人手が足りなくて倒産してしまう……そんなこと、あるんでしょうか。

先に言っておきますが、ツッコミどころをツッコみまくるだけの記事ですよ!!

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まともな内容は最初の方だけ

まったくもう

最初に紹介されるのは運送会社。景気の回復で仕事も増えたが、人手不足が原因で仕事が回らず倒産したという内容です。

ここだけはまぁ仕方ないかな、と。というのも、具体的にどんな求人を出したか、どんな条件だったのかなどが全く出ていないので、判断のしようがありません。

求人出せば人が来る前提で仕事受けるのもどうなん? とは思いますが。

凄いのは、この次からです。

建設会社のケースが紹介されています。

6年前に会社を設立し、マンションの工事などを中心に事業を拡大していきました。
しかし、3年ほど前から、人手不足で現場を管理する技術者の確保が難しくなっていきます。
会社は給与の上限を50万円からさらに引き上げましたが、それでも応募がこなくなったといいます。

で、トップに貼ったこの画像が出てきます。

これ20万しか渡す気ないヤツじゃん……

上限を上げたよ! とか言われても、その上限まで渡すかどうかは会社の考え次第なワケですよね。この求人に応募するのは相当の覚悟がいりますよ……

就職にせよ転職にせよ再就職にせよ、新しい仕事を探す人に必要な給与は最大値じゃなくて最小値なんです。本当にこの会社は上限いっぱいまで出す気だったのでしょうか。

結果、この会社は技術者を外注して倒産していますが、その中にもこんな記載が。

自社の技術者なら、1人に複数の現場を任せることもできます。
この場合、かかる人件費は1人分ですみます。

しかし、人材が確保できない中、会社は外部の技術者に頼らざるを得なくなりました。
その場合、現場ごとに人件費がかかってしまいます。

人件費をひとり分にしないと倒産する内容の仕事って……

人材争奪に大金が動き、育成と給与はほったらかし

労働人口の減少の説明の次に、ヘッドハンティングを請け負う会社がピックアップ。

元々は半導体の技術者やITの専門家などが主な対象だったが、3年前に建築業界を専門とするチームを発足させると、依頼が殺到したという内容。

紹介料は、成功した場合、1人あたり数百万円に上ります。
それでも、依頼してくる企業は後を絶たないといいます。

数百万円をかけても、即戦力を欲しがる企業。育成も給与もほったらかしで、ただ戦力を引き抜きたいって考えてるだけなんですよねぇ……

このヘッドハンティング会社に4人紹介してもらい、さらに2人紹介をお願いしている社長のこの言葉。

27~28(歳)、場合によっては30代、31~32(歳)くらいまでですかね。

もう誰一人として氷河期のことを口にしてくれなくなりましたね。氷河期世代を数百万円で育成する方向には、決してならない。

仕事も慣れてきたいい年齢で、ヘッドハンティングできる人材は欲しいけど、それ以外の人材は必要ないというワケです。で、労働人口が足りないと。

潰れていいんじゃないですかね。

これからもう人材確保競争。
人がいなければ企業は成り立っていきません。

人じゃなくて奴隷でしょ?

って言いたくなるよね!!

人手不足を解消するには? 専門家の意見はこれだ!

以上です

こんな中、3人の専門家はそれぞれこう言っています!!

退職したものの、意欲も能力もあるシニア世代に活躍してもらうことが当面の対策

シニア世代。

『AI=人工知能やロボット』の活用

AI・ロボット。

外国人の活用が欠かせないと指摘

外国人労働者。

以上です。

何も言わなくても、ここを読んでいる方々には、私が言いたいことはもう全部伝わってる気がしますが!!

若者を使うとも言わず!

氷河期を使うとも言わず!

労働環境の改善すら指摘されない!!!

本当にムチャクチャ言ってます。本当に。

だいたい、今になって労働人口が足りないのは、氷河期世代が社会からごっそり抜け落ちてるからです。そして今、氷河期をなかったことにして「優秀な人材だけ欲しい!!」ってそりゃお前……

クソ企業が潰れても、労働環境は改善しないと思う

ねー

こんな内容の人材不足でどうこう言ってる企業なんざ潰れてしまえ、とは私も思います。しかし、こうした企業が淘汰されても、労働環境の改善には繋がらないと思います。

3K(キツい、汚い、給料安い)の仕事は、資本主義の考えでは存在しないハズなんですよ。

だってキツくて辛い仕事なら誰もやりたがらず、給与や待遇を上げて改善しないと存在できない、というのが需要と供給に支えられた資本主義のルール。需要があれば供給は潤わなければならない。

しかし実情はどうでしょう。キツい仕事も待遇は改善しません。それは、労働人口が多すぎるからです。NHKの話とは矛盾しますが。

もっと労働人口が少なくて、本当に人材の奪い合いがあるのなら、待遇は改善しています。

つまり、企業が欲しい人材というボーダーラインだけ異常に上がっていて、そのラインを超えている人が少ないという事実を「人手が足りない」という言い方で、企業が嘆いているだけなんですよ。

そのボーダー未満の人がほとんどで、その人々は余っているレベルなんです。

だから、待遇を改善しなくても、どんなに給与が低くても「でも生活するにはこれしかない」という人が3Kの仕事をして、会社は成立しているというワケ。

外国人労働者なんてまさにそれじゃないですか。「日本人が3Kをやらないなら、海外からもってこよう」ってだけなんです。

こうなるワケです。

労働者が足りないんじゃなくて、奴隷が足りないんですよ。

まとめ

ふーらい

  • 人手不足じゃなくて奴隷不足って話
  • 本当の意味で人手不足にならない限り、労働環境は改善されない

はいクソゲー! リアルクソゲー!!

以上だ! また会おう!!

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