しきりんが思いつきと悪ノリで描いた、このイラスト。
――の説明をします、ふーらいです。
このイラストはPSO2を知っていて、かつ今回コレが生まれる経緯を説明する必要があるので、軽く解説をしておきます。顛末をご存知の人は、そのまま絵を見に行って構いません。
そして、いまさら言うことではないと思うけど……
今のPSO2でも、こんな状態でも、好きだと言い切れる人。キミはここに来てはいけない。回れ右して、ゲームにログインしてくれ。これはお願いだ。こんな記事を書く人なんだ、私は。
それでも見たいという人は、ぜひこの先を読んでもらいたい。
しきりんの絵が生まれた経緯
2018年4月11日に新レイドボス、オメガルーサーが解禁されました。ドロップには★14タリスである「モタブの禁書」が追加されています。
もっともこのオメガルーサー。オメガと名前は付いていますが、元のルーサーをちょっと弄っただけのコピペボスです。
ついでにモタブの禁書。モタブの預言書のコピペです。なんだこのゲーム!? 使い回しは悪いとは言わないけど、最高レアリティまで使い回しにするってどうなんよ……
モタブの禁書の潜在能力は「幻典の秘術」。補助テクニックのチャージ時間を0にするという、★14に多い根本的な性能を変化させる効果を持っています。
Hr実装後、なぜか運営に目の敵にされたテクニック職が、この武器を用いて即チャージゾンディールで高ダメージを叩き出すことに成功します。
テクニックカスタマイズで「雷迅」と名前が付くことから、雷迅ゾンディと話題になりました。Twitterで動画を挙げている人も。
#PSO2 モタブ14修正前https://t.co/OUyYEFVzfi pic.twitter.com/UkcrilOrH9
— ウォシュレッター@ship1 (@servalnet) 2018年4月12日
確かに強力ではあるのですが、Hrと比べるとお世辞にも強いとは言い切れないレベルの火力です。それでも、テク職からすればまさに、★14の激レアに相応しい能力でした。
たとえ相手がコピペなボスであろうとも、あのルーサーですし面白くないワケでもなく。テク職達のモチベーションは急上昇していきました。
迅速の損ディール
一方、テクニックが火力を出すことをなぜか極端に嫌う運営。
実装翌日の12日「戦闘バランスに大きな影響を与えている」として、幻典の秘術中はゾンディールの威力が下がるという、装備しているとむしろ弱くなる、謎の下方修正を発表。
2018年4月11日(水)の更新にて追加された、潜在能力「幻典の秘術」とテクニック「ゾンディール」を組み合わせることで、威力の高い攻撃をチャージ時間0秒で連続して使用することができる問題を確認しております。
上記の問題は戦闘バランスに大きな影響を与えているため、下方修正の必要があると判断いたしました。
つきましては、誠に申し訳ございませんが、以下の下方修正を実施させていただきます。・潜在能力「幻典の秘術」にテクニック「ゾンディール」の威力が低下する効果を追加いたします
これに対し「一番戦闘バランスに影響与えてるのはHrじゃねーの?」とプレイヤーから不満が噴出します。実際、この火力でもHrを追い抜くレベルとは言い難いです。
そもそも、補助テクのチャージを0にしたらこうなることはサルでも分かりますが、運営にとっては「威力の高い攻撃をチャージ時間0秒で連続して使用することができる問題」であったようです。
これにより、運営のバランス担当がゾンディールの仕様をまったく理解していないことが確定。ずっと叩かれ続けたテク職は、もはや放心状態となりました。
この状態を見たとあるスレ民が、この流れを一言「迅速の損ディール」と揶揄。多くのスレ民に大草原をもたらしましたが、当事者は到底笑えません。
緊急メンテナンス告知
同日21時、公式Twitterにて「オメガルーサーのドロップが少ない場合がある」不具合修正のため、緊急メンテナンスの実施が告知されました。
「場合がある」とは言っていますが、少ないドロップ以外の報告は存在せず「少なくない場合があったのか」と総ツッコミを食らうことになります。
さらに、PSO2運営は日頃からプレイヤーに不利なバグで緊急メンテナンスをかけません。次の定期メンテナンスまで放置するのが常です。
よって、このメンテナンスはオメガルーサーのドロップを直す方がオマケで、実際は雷迅ゾンディの下方修正メンテナンスという疑いが浮上。
(ただし、これは疑いであっただけで、実際に緊急メンテナンスで雷迅ゾンディは修正されませんでした)
【お知らせ】緊急クエスト「異界に紡がれし知の化身」において、クエストクリア時のアイテムのドロップ数が少ない場合がある不具合の修正のため、4/13(金)8:00から緊急メンテナンスを実施させていただきます。皆様には大変ご迷惑をおかけし申し訳ございません。 https://t.co/i18aCj094e #PSO2
— PhantasyStarOnline2 (@sega_pso2) 2018年4月12日
このツイートは、最近のPSO2公式がどんなにつぶやいても100RTも行かない現状の中で、2000RTを越える勢いで拡散。
予告された時間が8時から14時であったことも、プレイヤーからは「なぜドロップをいじるだけでそんなに時間がかかるのか」と、当然のツッコミが飛びます。
翌13日の8時から、予告どおり緊急メンテナンスが開始。
ただし「メンテナンス1時間前には、予告済みでも緊急クエストは発生しない」という仕様を忘れたのか、予告緊急が来ないことに対する説明は一切ないまま、メンテに突入。
13時にメンテナンスは終了。ドロップは前よりマシ程度にはなったようです。しかし、ここでオメガルーサーに対するある疑惑が、確信に変わります。
オメガルーサーがコピペと言い切れる理由
まず、なぜオメガルーサーのドロップは「不具合」で少なかったのでしょうか。ワザと絞ったのではない? 運営の言葉を信じるなら、そうなりますね。
今回のメンテナンスの不具合修正項目を見てみると、その答えが分かります。
緊急クエスト「異界に紡がれし知の化身」において、制限時間が誤っている不具合の修正
※緊急クエスト「異界に紡がれし知の化身」の制限時間は60分が正しい内容となります。
表示が30分と出ていたようです。実際は60分なのに。
思い出してください。今までのルーサーのドロップは、特殊な仕様なんです。
ダークファルス・ルーサーは、前哨戦30分と本体戦30分の2パートに分かれます。
そしてダークファルス・ルーサーのドロップは、前哨戦のアポス・ドリオスを倒すことで増加します。最大値にするには4回の撃破が必要です。
逆を言えば、前哨戦に参加していない場合、ドロップアイテムは少なくなります。
オメガルーサーは前哨戦がありません。本体1本のみ、それが60分という緊急。
にも関わらず、ドロップはなぜか少なく、制限時間がなぜか30分になっていた。
はい。
完全にコピペボスですねマジで!!
レイドボスをコピーしたなんてレベルではなくて、緊急の内容そのものをまるまるコピペしやがったんでしょう。その結果、ドロップも制限時間も旧ルーサーの仕様のまま。
もしくは、最初から偽物の方の仕様をコピペしたか。どっちにせよコピペ確定。
こーんな、本当に、本ッ当にクソな流れを! 全部!!
一枚のイラストにしたのが、コレなんだ!!!!
……
私はね、PSO2が好きだったんだよ。いや、本当に。こんな記事書いてるから信じられないかもしれないけど、本当に好きだったんだ。
考えてもみてくれ。嫌いなゲームだったら一々、触れたりしないんだ。
それをこうやってね、すでにアカウントも抹消したのに、話題になってると聞いてから、流れを見に行って、情報を集めてしまうのにはね……理由があるんだよ……
大事な思い出を台無しにした運営には、さっさと退いて欲しいと心底思うようになっているからなんだ。今の私は、運営が完全終了することを本気で、切に、望んでるよ。
アンチと言われるなら、その自覚はあるんだ。今の私はもう、アンチだと思う。
でも、もしPSO3がリリースされたら見に行くと思う。それくらいには好きなんだ。SEGAIDを作り直すかもしれんよ。それくらい、好きだったんだ。
だからこそ、言いたいことはある。
修正棍、容易罪、ボクソン、高速詠唱、ダブルチェック体制(1回目はユーザー)、迅速の損ディール……どんだけ用語生み出せばいいねん、この運営!?
そして、今回の顛末をすべて文章として書いた結果、こんなに長くなってしまった。しかし、言いたいことはもう、たった一言なんだ。それは――
以上だ! 次はPSO2以外でまた会おう!!