どうも、ふーらいです。
結婚相手に望む条件って、いろいろな項目が出てきますよね。
最近は年収って意見は少し弱くなっていますが、それ以外にも優しさや顔とか、家事育児の分担とか、タバコはやめて欲しい、ギャンブルはNG、子どもは何人まで……
これらの条件のひとつに「同じ価値観を持つ人」という条件を挙げる人も多いです。
ギャンブル嫌いな人にとっての同じ価値観とは、ギャンブルをしないことですからね。価値観が一致していれば、先に挙げた条件のほとんどがクリアになるワケです。
だからこそ、結婚12年目の私が、ハッキリと言いたいことがある!
生きていれば、価値観は変わる
価値観とは、生きていればどんどん変わっていくものです。
成長して変わることもあれば、単純な歳のせいで変わったり、ちょっとしたイザコザがあって変わってしまう場合もあります。
初心を貫く必要性なんてのは、せいぜい政治家さんくらい。一般市民の私たちの価値観は日々、変化していきます。下手をすれば、昨日と今日ですら違うでしょう。
それに、変わらないって必ずしも良いことではないんですよね。成長や状況に合わせて、考え方が変わる方が普通です。
――では、何が言いたいかって言うとですね。
その価値観を許容できるか
別の価値観を持った場合でも、その相手を許容できるかどうか。
これが重要になってくるんですよ。
価値観はある時は同じでも、ある時は違うかもしれないし、ある項目で意見がまったく同じだと思っても、別の項目では真逆になったりするワケです。
その時に「価値観が違うから一緒にいられない!」となってしまうなら、それはどんな人間と付き合っても長続きしません。価値観は常に変わるものだからです。
それに、まったく同じ価値観の人間とは、すなわちそれは自分自身ということになります。外見と性別以外、自分とまったく同じ人間。それはそれで気持ち悪くないですか?
違う人間だからこそ、話し合って新しい意見を出したり、見えない視点が見えたりする。そうして、人は大きくなっていきます。
しかしそんなことを言われても、一緒にいたい相手に条件を提示すること自体は、決しておかしな感情ではありません。誰でもいいハズはありませんよね。
では、価値観を条件にしたい人は、相手に何を望むべきなのでしょうか。
信頼できる相手かどうか
仮に許容できない価値観を持ち込まれた場合は、キチンと話し合えるかどうか。相手の言い分を聞きつつ、自分の考えが変わるか、相手が変わるか、両者とも変わるのか。
価値観を押し付けようとしていないか。もしくは相手が押し付けようとしている時に、それをしっかりと言いつつ、なぜそうなったのかを話し合えるか。
それはつまり、相手を心の底から信頼できているかという点に集約されます。
相手が言っていることに対して同意できないとしても「しかし彼(彼女)がそんなことを言うのには、相応の理由があるのだろう」と瞬時に考えられる、そんな相手かどうか。
信頼できない相手だと「またワケの分からないことを言い出した……」となり、互いの意見は平行線になります。平行ならまだいいですが、離れていくこともあるでしょう。
信頼している相手なら、その発言や想いをちゃんと汲み取る努力をしようとします。しかも、負担にならない程度に、自然にやってしまうんですよ。
信頼しているとは「自分に対して無意味な攻撃はしてこない」という安心感もありますね。年収や暴力で従わせている間柄にはない、条件のない安心と言えるようなものです。
価値観を重視する人が相手に望むべきモノ
こう考えると、相手に望む条件が見えてきます。大きく分けて2点、書いてみます。
NGその1:平気でウソをつく人
まず、平気でウソをつく人はNGです。「絶対にウソつかない!」って意味ではなく、些細なことや肝心なところでウソをつかれると、相手を信頼できなくなります。
もちろん、良いウソはいいですよ。私もたまにやります。何にも買ってこないと言いながら、お土産買ってくる程度のことはしますからね。
相手にもよりますが、サプライズが好きな人もいます。そういった人を喜ばせるためのウソなら、それはまったく問題ありません。
相手が損をしたり、自分の立場を守る目的のウソは、バレると一気に信用を損ないます。そういったことをよく理解し、日々を生きている人こそ、信頼することができます。
NGその2:年収や暴力を理由に攻撃性を持つ人
一見すると分からないこともありますが、意外と多いこの特性。自分が何かで勝っていると思った相手に、とりあえずマウンティングしてしまうタイプの人は信頼できないです。
というのも、この特性を持っている人とは話し合いが成立しないんですよ。
自分の意見が曲がりそうになると「誰が稼いでいると思ってるんだ!」とか言い出す古いタイプの人、いますよね。伝家の宝刀を持ち出して、意見を変えようとしません。
ちなみにこのタイプは、自分が弱くなった時に周囲から人がいなくなります。強さを背景に従わせていただけなので、その理由がなくなったら、すべておしまいです。
個人的推測ですが、熟年離婚を起こすタイプの多くは、片方がこの特性を持っています。
まとめ:信頼できる人間になろう
- 価値観は変わって当然!
- 信頼し合えれば、価値観が変わっても一緒にいられる!
- 平気でウソをつかない! 何かを理由にマウンティングしない!
そして何よりも大切なことは、自分自身が相手にとって、信頼できる人間になることです。
私たちに相手を選ぶ権利があるように、相手にも選ぶ権利があります。信頼関係は、お互いが持っていないと成立しません。異なる価値観と暮らすには、これが不可欠です。
そのためには、日頃から信頼を失うような行動は起こさないようにしましょう。
人間は、常日頃から行っていることで形成されます。好きな相手の前でだけ上手く変身して見せても、それはやがて暴かれ、お互いにとって不幸な結果を招くことになります。
以上だ! また会おう!!