最近のインターネットが本当につまらないと感じるので、理由と対策を考える【その1:昔と今の比較編】

どうも。最近はオフゲーやオンでもソロゲーばっかり遊んでしまっています、ふーらいです。

初めて自サイトを作ったのがもう20年とか前。あの頃は2chのVIPやMMO板に入り浸ってましたし、今なおこうしてブログを書いたりしていて、かなりのインターネット中毒だと自覚しています。

その上で、ここ最近のインターネットがつまらなくなったなって話をしようと思います。かなり長くなりそうなので、何度かに分けて更新する予定です。

なお「いやそれはお前がつまらない人間なだけ」という返しが簡単に想像できるので言っておきますが、その言葉が思い浮かぶならこんな記事見ずに楽しいことしてな。こっからは老害の時間だ。

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大前提:「昔のインターネットは良かった」は幻想

ただし、これだけはハッキリと断言しておきます。昔のインターネットはクソでした。

掲示板の挨拶は「氏ね」だし、ブラクラにグロ画像は当たり前。「○分以内に>>△達成でおっぱいうp」ってスレに「ksk」とだけひたすら書き込むような世界がマトモなワケないんですよ。

著作権なんて存在しなかったし、今以上に匿名を盾にやりたい放題する人間もいました。法律が追いつかないと言われる中ですら、あまりに過激な行動の結果逮捕者が出たりもしています。

あの頃のインターネットは無法地帯です。

けれど今は、少なからずリンクを踏むだけでコンピューターが壊れたりはしませんし、ダイヤルQ2に接続されて正当にウン万円を請求されたり、グロ画像があちこちで目に止まったりもしません。

今のインターネットの方が間違いなく「良い」です。その上で、いろいろ語ろうと思います。

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昔のインターネットは『もうひとつの世界』だった

あの頃のインターネットは、例えるならMMOであり、TRPGであり……それは『もうひとつの世界』でした。リアルとネットはまったく異なる別の存在だったのです。

自分にハンドルネームという新しい名前を付け、好みのアイコンを選んだり作ったりして、掲示板やチャットで何気ない話をして盛り上がりました。

その会話内容自体はリアルな学校やら仕事やらなんですが、でもそこに参加している人はいわゆるアバターなのであって。現在で言えばVRチャットなどがそれに近い存在なのかもしれません。

そんなネットの世界は、リアルの世界で居場所がないモノにとっての楽園でした。より正確に言えば、リアルでは陽の当たらない人や物、情報などがその身を隠すことなく生活できる場所って感じ。

ネットにはやたらと変わった人、謎なアイテム、コア過ぎる情報などが存在し、それらはリアルではとても人にオススメできないけれども、分かる人同士なら最高に盛り上がれる要素でした。

同時に、リアルな関係者に知られてはいけない場所でもありました。

先述した通り、当時のネットは無法地帯。私たちがネットで楽しんでいた概念は決して表に持ち出せません。犯罪スレスレならまだしも、犯罪そのものみたいな情報もたくさんありましたからね。

ただ、当時はインターネットの普及率も高くなく、リアル側にとって身近な存在ではありませんでした。「お金のかかる怪しいオタクの趣味」くらいに思われていたのではないでしょうか。

敷居の高さが育んだ知識と感覚

当時インターネットを楽しむには、ある程度動くパソコンと、使い放題のインターネット回線が必須でした。金額的な敷居がかなり高かったのです。

さらには起動や接続、エラーへの対処などが現在ほど共有されておらず、理解できる人も多くはなかったので、自力で問題を解決できる頭か環境かが必要です。

もちろん優しいチュートリアルなどなく、最初は大抵Yahoo! を開いて気になる単語を検索するところから始まります。広がる情報に心も脳のキャパシティも奪われます。

そのうち、この広がる情報群を他者と共有したいとか、自分でも発信してみたいとか思うようになります。こうしてキーボードを打ち、HTMLとCGIのサンプルをダウンロードして改造するのです。

この時代の言葉が「ググれカス」。Yahoo! みたいなポータルサイトではなく検索窓しかないイカしたGoogleで、分からないことはすべて検索して理解しようという時期です。

また同時に、個人サイトの掲示板と2chの掲示板の違いや、ハンドルを付けないことの意味を理解します。最近の使われ方は意味が違ってしまっているらしい「半年ROMれ」ってヤツですね。

何か書き込む前にまずスレを全部読んで、必要な知識とルールを理解した上で書き込む。それが出来ない人間は無視されるか「半年ROMれ」とだけ言われて仲間に入れない。これが匿名掲示板です。

ネットという別世界に入るための準備がたくさん必要でした。しかしだからこそ、あの当初ネットの海を漂った人々には独特の知識と感覚が備わっています。

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現在のインターネットはツールのひとつ

敷居となっていたPCはやがてノート型になり、そして現在はスマートフォンとなって普及しました。現在では、インターネットに触れたことのない人の方が少数派かもしれません。

これは科学技術の革新であり、インターネットが人々にとって有益な存在であった証左です。

しかし同時に、あまりに手軽に誰でも入れるようになった結果、インターネットは『もうひとつの世界』ではなくなりました。

現在のネットは、リアルをより便利に華やかにするツールのひとつです。片手で文字を打ち、高画質カメラで撮った写真や動画をSNSで共有。やりたい時にやりたいことが簡単にできます。

そして、ネットの世界はリアルの世界に飲み込まれたのです。

リアルと同じになってしまったネットの世界

リアルで人気な芸能人がネットで注目を集め、ネットで話題なアイテムがリアルで売れ、リアルで手に入る情報くらいしかネットで拾えなくなりました。

企業が大々的に広告を打ち、安価で大量に情報を生産しました。検索結果は無難で役に立たないページか、PVを稼ぐための刺激的なタイトルしか表示してくれません。

ちょっとでも賛否のある判断や意見をすると、知らない人が総攻撃するようになりました。みんながメディア記者のように噛みついた質問をし、コメンテーターの顔をして薄い知識を披露します。

声だけが大きい少数派が集まって、ひたすら権利と感情を主張します。彼らの何%がその権利を堂々と主張できるくらいに義務を果たし、人々の感情を救って来れたのでしょうか。

ネットの世界にリアルの陽が当たり、ネットでしか生息できない存在達が、消えていくのです。

私はインターネットヘビーユーザーだからこそ、今のネットがつまらないと感じるのでしょう。

そりゃそうです。リアルが苦手で、群れに入れない羊だからこそネット側にいたのに、リアルがやってきて世界を変えてしまったのですから。

ただ、ネットの良いところは自分の居場所を好きなように設定できることです。リアルで環境を変えるには引っ越しや転職が必要ですが、ネットは立ち位置を動かすだけで変わります。

例えば、SNSであればフォローの傾向を変えれば見える情報も変わります。5chなら住む板を変えればいいですし、今の私とブログのように、自分の庭に籠もりながらでもインターネットは遊べます。

なので、今のこの状況への対策はその辺からになりますね。

 

――というワケで【昔と今の比較編】でした。次回、まとめ終わり次第更新します。

※2022年9月24日追記:その2が出来ました。

以上だ! また会おう!!

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