どうも、食べ物を粗末にするヤツだけはガチで見てられません、ふーらいです。
くら寿司から始まり、今もなお続く最近のバイトテロ問題。数年前にもあったこの現象、今回もバカッターと呼ばれてはいますが、動画の出先はインスタグラムが多いようですね。
ところでこの「アルバイトが問題を起こす」という現象について、みんな思うことを書いているので、私も私なりに思うことをここで書いてみようと思います。
低賃金や「ブラックバイト」などの雇用問題とは別
「低賃金なのに責任だけ重い仕事をやらされる」とか「正社員として雇用するべき」といった雇用問題と今回の問題を混同して考えている人がそこそこ見受けられます。
しかし、少なからず今回の件はまったくの別問題です。別に責任だけ重い仕事をやらせているケースではありませんし、サービス業には不定期な時間に働けるアルバイト雇用も重要です。
強いて言えば「常に社員が1人はいて、管理するべき」くらいは私も思います。従業員の管理も業務のひとつと私は考えますが、せいぜい言えるのはそれくらいですね。
じゃあ、何が問題かって言うとですね。
モラルの問題
道徳。倫理。また、人生・社会に対する精神的態度
モラルとは|大辞林 第三版
炎上の原因のほとんどは、食べ物を捨てたり、不衛生な扱いをしてダメにしてしまう行為です。
ましてや、ぞんざいな扱いをした食材を来店するお客さんに出してしまう危険性を伴う内容であれば、大炎上します。当然ですね、人の口に運ぶモノですから。
企業のダメージも大きいです。不衛生な動画が公表されることで「この店はこんな店員が食品を提供してるのか」と思われてしまえば、客足が遠のくのは当然だからです。
とまぁ、長々と書いておいてアレなんですが、こんなのは本来たった一言で片付くんですよ。
食べ物を粗末にするな!!
コレだけ。本当にコレだけなんです。
別に人に提供するからだとか、企業のイメージだとか、訴えられて大変だとか、そういった話はすべて副産物に過ぎません。すべてはコレ。食べ物を粗末にしちゃダメっていう倫理観なんですよ。
そしてコレは、給料が高くなったところで関係ありません。時給900円だろうが、1万円だろうが関係ないんです。道徳とか倫理とか、そういう分野のお話なんですよ。
そして、バイトテロ問題についてはもうひとつ重要なポイントがあります。
悪いことをしたら隠せよ
若気の至りでイタズラ、悪事、酷いと軽犯罪レベルと言えることをしてしまうこと自体は、ハッキリ言ってそこそこの人にあります。だけどね。
隠せよ。
子供がイタズラする時、確かに親など大人の興味を引きたいって動機もあるでしょう。ただハラハラドキドキ感が欲しいだけかもしれません。
しかし、最初から目の前でやっても怒られるだけです。だから子供はイタズラを隠れて、こっそりやります。やった証拠を隠します。悪いことをしているという自覚があるからです。
おそらく、動画にしてインターネットに公開するから大変なことになるのであって、動画の内容と同じ事案自体はもっと多くあると思われます。でも燃えません。隠しているからですね。
それをよりによって動画撮影して、インターネットで公開なんて証拠をバッチリ残しちゃダメですよ。こういった行為を助長する気はないですが、悪事の証拠とは普通、隠蔽するモノです……
SNSとインターネットに関する教育が必要
今回のバイトテロ問題は最初に軽く触れましたが、数年前にバカッターとして話題になった内容とほぼ同じです。年月が経った結果、動画の出先がインスタグラムに移っただけです。
バイトテロに関しては、関わった人全員が不幸になります。誰ひとり得しません。そしてその原因はモラルの問題であり、インターネットで公開するから大炎上してしまいます。
個人的にモラルって学校で学ぶ問題じゃない気がするので、せめてSNSやインターネットとの付き合い方だけでも教育の現場でしっかり学ぶことが必要と考えます。
車の免許持ってる人なら分かると思うのですが、更新の際に「もし事故ったら」動画見せられるじゃないですか。ああいうのが必要なのではと。
以上だ! また会おう!!